世界遺産「知床」


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世界遺産・知床。雄大で貴重な自然が豊富な知床は、2005年にユネスコで世界遺産に登録されました。知床の自然は、とにかくスケール抜群で、是非とも未来に残したいものです。その意味で、世界遺産登録はまったく妥当だといえます。
知床と一口に言いますが、いったいどのあたりがすごいのでしょうか。まず言われているのは、羅臼岳や知床連山の山並みです。とても雄大で、微妙に地表が見えている部分もあって、色合いのバランスが良いのです。おそらく、ここにしか生息しない植物なんかがたくさん居るのでしょう。

また、ヒグマが多く生息しています。ヒグマは近くの川で魚を捕まえて食べて生活しています。ヒグマを動物園で見ると本当に大きくて、ノソノソと歩いています。あんな動きをしている熊が川でシャケを捕まえるなんてすごいことだと思います。とにもかくにも、そんな自然の食物連鎖が保存されているのが知床です。

そして、知床には流氷という目玉もあります。流氷をガリガリと砕きながら進む「ガリンコ号」というのが人気で、流氷を見てみたいという人に人気です。いっぽうで、知床が世界遺産に登録され、観光客が増えたことによる弊害も目立ち始めています。たとえば観光客がヒグマに遭遇したりすることがまれにあるそうです。ヒグマが居る場所にいくのですからある程度避けられないことではありますが、「もしもクマに出会ったときは」のような対処法を事前に予習していかなければ危険でしょう。また、エゾシカやキタキツネへの餌付けをする人も後を絶たないということです。